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【材料】栄研化が独ヒューマン社とLAMP法による結核遺伝子検査薬などの海外販売契約を締結

栄研化 <日足> 「株探」多機能チャートより
 栄研化学<4549>がこの日の取引終了後、独ヒューマン・ゲゼルシャフト社と、LAMP法による結核遺伝子検査薬・測定装置およびマラリア遺伝子検査薬・測定装置の海外市場(中国、韓国、台湾、タイは除く)における販売契約を締結したと発表した。

 栄研化学は、FIND(革新的で新しい検査法を開発するために設立された非営利目的の基金、本部ジュネーブ)と共同でLAMP法を利用した簡易・迅速な結核の遺伝子診断法の開発を進め、日本では11年に発売している。一方、LAMP法によるマラリア検出試薬は、4種類のマラリア原虫および熱帯熱マラリア原虫単独を約1時間で高感度に検出できる特徴がある。栄研化では、今回のヒューマン社との販売契約により、これら試薬の世界的な普及を進め、世界の結核およびマラリア対策に貢献したいとしている。なお、同件の業績への影響は既に計上しており、17年3月期業績予想に変更はないという。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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