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【材料】ビューティ花壇---16.6期営業利益11.8%増、主力の生花祭壇事業の低コスト化が寄与

ビ花壇 <日足> 「株探」多機能チャートより

ビューティ花壇<3041>は12日、2016年6月期(15年7月-16年6月)決算を発表。売上高が前期比12.9%減の57.62億円、営業利益が同11.8%増の1.26億円、経常利益が同62.4%増の1.37億円、当期純利益が0.75億円(前期は0.89億円の損失)だった。

主力の生花祭壇事業は、売上高、取扱件数ともに微減。葬儀単価は減少傾向だが、各工程の効率化等による低コスト化などが寄与し、営業利益は大幅に増加した。生花卸売事業は、取扱数量の調整や事業再編を見据えた取扱品目の見直しで売上高が減少。生花の販売単価下落も利益面に響いた。ブライダル装花事業は、大都市圏を中心とした店舗併設型の新規拠点開設などが奏功し、堅調に推移した。

17年6月期通期については、売上高が前期比0.6%増の58.00億円、営業利益が同25.0%減の0.95億円、経常利益が同23.4%減の1.05億円、当期純利益が同0.5%減の0.75億円を見込んでいる。16年7月1日をもって、生花卸売(国内流通)事業を会社分割し、100%子会社のマイ・サクセス株式会社に承継。マーケット環境に耐えられるコスト構造の確立を図り、顧客満足度向上とグループ競争力の強化に注力する。

《TN》

 提供:フィスコ

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