【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(8月18日記）

　昨晩の円高による先物価格の下げから、本日の日経平均株価は寄り付き値で一段安になると考えられます。その下げは、16日の下げで示した12日の高値1万6943円での上値の重さを明確にする動きになります。

　昨晩の弱気により、現在はボックス型もちあいの途中か、上げ幅全体の調整場面という見方が有力になりました。どちらの場合でも、目先は1万6000円の節目に接近する程度まで下げると考えられます。

　本日は、寄り付きで一段安の後、下値を掘り下げる動きになる公算です。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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