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【材料】<動意株・15日>(前引け)=イーブック、イーレックス、ダブルスタンダード

イーブック <日足> 「株探」多機能チャートより
 イーブックイニシアティブジャパン<3658>=ストップ高カイ気配。前週末12日の取引終了後、ヤフー<4689>が同社株に対して実施しているTOBについて、TOB価格をそれまでの850円から1150円に引き上げると発表しており、これにサヤ寄せする格好となっている。TOB価格の引き上げは応募状況や今後の応募の見通しなどを総合的に考慮した結果、買付予定数の下限に達しない可能性があるためという。また、買付期限も8月15日から8月29日に変更した。

 イーレックス<9517>=大幅高。同社は代理店を通じ余剰電力を買い取り顧客に販売、今年4月から開始された電力の全面自由化で業容拡大のチャンスを迎えている。4~5年後をメドに売上高1000億円のほか、売上高営業利益率10%、ROE20%、自己資本比率40%、配当性向20%以上といった野心的な経営目標に掲げているが、足もとの業績も好調だ。12日取引終了後、17年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は54億7800万円(前年同期比12.1%増)、営業利益は7億2600万円(同4.2倍)、最終利益は4億9700万円(同4.9倍)と高変化を示しており、通期最終利益予想に対する、第1四半期時点の進捗率は35%に達した。

 ダブルスタンダード<3925>=ストップ高。同社は前週末12日の取引終了後、17年3月期の連結業績見通しについて、売上高を10億8400万円から12億400万円(前期比27.0%増)へ、営業利益を3億5000万円から4億円(同56.2%増)へ、最終利益を2億2000万円から2億5200万円(同58.5%増)へ上方修正したことが好感されている。新規案件の受注および新規顧客の獲得が想定を上回っていることが要因。また、業績予想の修正に伴い、従来未定としていた配当について、期末一括で33円(前期26円)を実施すると発表したことも好材料視されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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