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【材料】シュッピン---1Q営業利益33.8%増、EC比率の上昇が訪日外国人向け販売の減少をカバー

シュッピン <日足> 「株探」多機能チャートより

シュッピン<3179>は5日、2017年3月期第1四半期(16年4-6月)決算を発表。売上高が前年同期比8.3%増の57.79億円、営業利益が同33.8%増の2.53億円、経常利益が同34.4%増の2.48億円、四半期純利益が同38.5%増の1.71億円で着地した。

カメラ事業では、販売買取においてECでの中古品を中心とした施策に注力し、「先取交換」や「買取リピーター」等のサービスを推進した。ECへの注力を一層高めたことでEC比率は上昇しており、訪日外国人向け販売の減少をカバーし、全体の業績を押し上げる要因となった。時計事業は、創業10周年を記念し、新品・中古品の特価販売など各種セールを実施したが、訪日外国人向け販売の鈍化で低調だった。

17年3月期通期については、売上高が前期比12.8%増の256.00億円、営業利益が同30.4%増の10.85億円、経常利益が同30.4%増の10.70億円、当期純利益が同29.2%増の7.24億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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