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【材料】VOYAGEが大幅続落、利益率低下で営業利益を下方修正

ボヤージュ <日足> 「株探」多機能チャートより
 VOYAGE GROUP<3688>が大幅続落。前週末22日取引終了後、16年9月期の連結業績予想の修正を発表し、売上高を185億~205億円(前期比4.3%増~15.6%増)から202億4900万円(同14.2%増)へ、営業利益を20億~24億円(同10.6%減~7.2%増)から17億1700万円(同23.3%減)へ、最終利益を12億~15億円(同27.1%減~8.9%減)から8億5000万円(同48.4%減)へ、営業利益と最終利益がレンジ下限を下回ると修正したことが嫌気されている。

 売上高は前回発表予想のレンジ内で進捗しているものの、アドテクノロジー分野の競争激化で、売上高総利益率が想定よりも低下していることに加え、販管費は想定通りの計上を見込むことが修正の要因としている。また、円高による為替差損の計上などにより、最終利益も大幅な減益を余儀なくされた。

 あわせて発表した第3四半期累計の連結決算は売上高151億5700万円(前年同期比14.0%増)、営業利益13億6000万円(同19.6%減)、最終利益8億100万円(同23.5%減)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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