大平金 <日足> 「株探」多機能チャートより
大平洋金属<
5541>が悪地合いのなかで底堅さを発揮している。非鉄セクターの17年3月期第1四半期(4~6月期)は金属市況下落や円高の影響などもあって収益環境は逆風にある。ただ、足もとは底入れの動きを強めており、特にニッケルの国際相場は、フィリピンの鉱山生産停止による供給不足の思惑から、直近ではLME3カ月先物価格が直近安値の5月末から3割近く上昇、9カ月ぶり高値圏に浮上しており、同社株の押し目にはこれを材料視する買いが流入し下値を支えている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)