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【材料】欧州大手証券、銀行セクターでは三菱UFJと三井住友FGの「アウトパフォーム」を強調

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 クレディ・スイス証券の銀行セクターのレポートでは、メガバンクの政策保有株式削減の中身が明らかになった事を受け、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の政策保有株式削減には三菱グループの協力が大きく、みずほフィナンシャルグループ<8411>の削減は対象が多岐に亘り、今期の削減を期待させるものと指摘。三井住友フィナンシャルグループ<8316>は今期の加速が注目されるとして、京都銀行<8369>は貸出金や国内債券の利回りが低迷する中、潤沢な自己資本を活用して戦略的な投資を行っているため、資金利回りの防衛につながるか注目したいと解説。

 国内外の運用環境が厳しい中、政策保有株式売却益の計上は各社の業績予想に対する貴重な上乗せ要素として期待できるとみて、国内外での収益分散に加え政策保有株式の売却益計上が見込まれる三菱UFJと三井住友FGの「アウトパフォーム」を強調している。
《MK》

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