【材料】日本マニュファクチャリングサービス---東南アジア戦略が加速
nms <日足> 「株探」多機能チャートより
日本マニュファクチャリングサービス<2162>の東南アジア戦略が加速している。6日、ベトナムNMS INTERNATIONAL RESOUCES CO.,LTDを子会社化。7日には、グループ会社のnms (Thailand)Co.,Ltd.を通じて、カンボジアUNG RITHY CO.,LTD.と業務提携を行った。
既に、同社はマレーシアにはEMS工場3工場、タイには人材派遣拠点、ベトナムでも1工場を展開している。
間もなく工場が竣工終了するベトナムでは、元々請負サービスを展開していたが、外資規制の対象になっていた人材派遣での規制緩和により、人材派遣にも参入出来るようになった。これにより、ベトナムでは、人材サービスと工場での製造受託2つのサービスが展開出来るようになる。
一方、タイでは完全失業率が低く、恒常的な人材不足に悩まされており、人員供給元をカンボジアに求め、課題解決を図る。カンボジアの日系製造業の誘致も計画しており、タイでの派遣終了後にカンボジアの日系製造業へも派遣することも取り組んでいく。
同社では今後も東南アジアでの様々な展開が予想され、注目していきたい。
《TN》
提供:フィスコ