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【材料】ビックカメラ、国内大手証券では第4四半期は30%営業増益に回帰すると予想

ビックカメラ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ビックカメラ<3048>が大幅続落。現在は今日の安値圏で推移している。

 同社は12日引け後、16年8月期第3四半期累計(15年9月~16年5月)の連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.5%減の5871億1700万円、営業利益は同23.3%増の171億400万円となった。決算を受け、SMBC日興証券がリポートをリリース。第3四半期(3~5月)の営業利益(前年同期比3%減の54億円)は同証券通期予想に対しやや下振れの進捗となったと紹介。ビックカメラ単体の売上が低調に推移したほか、新店費用を中心に販管費がやや想定を上回ったと説明。第3四半期の下振れ分を踏まえ、業績予想を小幅に引き下げた、としている。

 ただ、第4四半期はNTT<9432>光回線の販売方法変更のマイナス影響が一巡するとみるほか、エアコンの好調を背景に30%営業増益に回帰すると予想。16年8月期末は8年ぶりに増配の可能性もあるとみて、投資評価「1」(アウトパフォーム)、目標株価1400円を継続している。
《MK》

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