【材料】トランスGがカイ気配スタート、酸化ストレス可視化マウスに関する日本特許が成立
トランスG <日足> 「株探」多機能チャートより
今回査定を受けた特許は、動脈硬化や糖尿病、リウマチなどさまざまな疾患に関与すると考えられている「酸化ストレス」について、マウス生体でリアルタイムにその部位を簡便に可視化、検出することを可能にし、疾患モデルマウスを用いた病態解析や、薬理・毒性試験に有用なツールを提供するもの。既に欧州においては今年4月に特許が成立しているという。
同社では、酸化ストレス可視化マウスをジェノミクス事業の成長ドライバーの一つとして位置付けているが、さらにCRO事業における各種薬効・薬理試験に展開が可能であることから、これら事業間シナジーの創出による成長加速を図るという。なお、同特許査定による17年3月期の業績への影響はないとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)