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【材料】TBSHD、国内大手証券は将来に向けた新規事業への投資などに注目、米系大手証券はレーティングを格上げ

TBSHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 TBSホールディングス<9401>が大幅続伸。現在は今日の高値圏で推移している。

 SMBC日興証券がリリースしたリポートによると、放送収入に影響を与える視聴率は底打ちしており、現状維持を前提とすれば同社放送収入の伸び率が同業他社を大幅に下回るリスクは限定的とみるものの、テレビ広告需要は17年3月期~19年3月期に年率1%程度の低成長が続くと予想し、放送収入の増収効果による利益増を積極的に織り込むのは難しいとの見解を示している。

 同証券ではまた、放送事業では番組制作費抑制を柱とするコスト削減、映像・文化事業では、ここ数年成果を見せているコストコントロール継続に加えて、将来に向けた新規事業への投資などに注目したいと解説。目標株価を1750円から1550円へ引き下げているものの、投資評価は「2」(中立)を継続している。

 このほか、JPモルガン証券がレーティングを「アンダーウエート」から「ニュートラル」へ格上げし、目標株価は1640円から1410円へ引き下げていることが確認されている。
《MK》

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