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【市況】11時時点の日経平均は5日続伸、中国の6月財新PMIは予想下回る

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は15655.93円(前日比80.01円高)で推移している。30日の欧米市場では、欧州中央銀行(ECB)が債券購入のルール緩和を検討との報道が材料視され、NYダウは3日連続で200ドルを超える上昇となった。こうした流れを受けて日経平均は122円高からスタートすると、一時15765.00円(同189.08円高)まで上昇する場面があった。ただ、取引時間中に発表された中国の6月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回り、為替相場が円高に振れるとともに日経平均は上げ幅を縮めている。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソニー<6758>、Vテク<7717>などがしっかり。前日に第1四半期決算を発表したニトリHD<9843>は商いを伴って8%近い上昇。本日決算発表が予定される良品計画<7453>も4%高と上げ目立つ。また、キャリアリンク<6070>、津田駒<6217>、HUG<3676>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、前日にアローラ前社長を巡る報道が伝わったソフトバンクグ<9984>が売られているほか、みずほ<8411>、マツダ<7261>、ホンダ<7267>、キヤノン<7751>がさえない。出光興産<5019>やタカタ<7312>は5%前後の下落に。また、WSCOPE<6619>に加え、前日決算発表したアダストリア<2685>やクスリのアオキ<3398>が東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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