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【市況】インデックスに絡んだ商いによってトレンドが強まる可能性/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 29日のNY市場は上昇。英国の欧州連合(EU)離脱による懸念後退が進み、前日に続きアジア・欧州株が全面高となった流れを受けて買いが先行。エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計が前週から減少し、原油相場が上昇したことも好感されて終日堅調推移となった。ダウ平均は284.96ドル高の17694.68、ナスダックは87.38ポイント高の4779.25。シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円高の15740円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好からボリンジャーバンドの-1σのほか、一目均衡ひぃうの転換線を捉えてくることになろう。自律反発の域ではあるが、価格帯別出来高では商いはそれ程積み上がっていない水準でもあり、インデックスに絡んだ商いによってトレンドが強まる可能性はある。また、パラボリックのSAR値は15885円辺りまで下がってきており、シグナル好転のハードルは低くなってきている。また、マイナスレンジではあるが、MACDではシグナルとの乖離が縮小してきており、陽転シグナル発生が近づいている。15600-15900円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 15900円-下限 15600円

《TM》

 提供:フィスコ

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