【材料】三陽商会は続急落、春物不振や繰越商品在庫の評価減響き6月中間期業績予想を下方修正
三陽商 <日足> 「株探」多機能チャートより
「バーバリー」ブランドの販売終了の影響で今期は当初から営業赤字を見込んでいたが、想定以上の春夏物商品の販売不振や、繰越商品在庫の評価減(27億円)を行うことが要因だという。ただ、最終損益は投資有価証券売却益12億円強の計上で、収支均衡予想から15億円の赤字(同50億7700万円の黒字)への下方修正にとどまった。
また同時に、販売職を除く従業員を対象に250人程度の希望退職を募集すると発表したが、これに伴う特別退職金などは16年12月期通期決算に特別損失として計上を見込むとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)