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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):三菱UFJ、新生銀、味の素、住友重

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
■三菱UFJ <8306>  470円  -44 円 (-8.6%)  本日終値
   三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが急落。英国の国民投票は欧州連合(EU)からの離脱派の勝利が確実となったと、BBCなど英メディアが報じた。これを受け、メガバンクにはリスクオフからの売りが膨らんでおり、東京株式市場は全面安商状となっている。

■新生銀行 <8303>  147円  -13 円 (-8.1%)  本日終値
 新生銀行<8303>の決算後の訪問取材をした国内大手証券アナリストがレーティング「BUY」継続とリポートをリリース。株主還元強化への体制をポジティブに評価しているようだ。野村証券からのアナリストリポートでは、新生銀行のレーティング「BUY」を継続、目標株価270円から250円に変更すると発表した。2016年3月期の実績でPBRは0.5倍と割安感が強く、株主還元強化への姿勢をポジティブに評価とコメントしている。アナリストは17年3月期会社計画親会社株主利益は保守的な前提に基づいているものとみて、計画比30億円強上振れると想定している。

■味の素 <2802>  2,313円  -203 円 (-8.1%)  本日終値
 味の素<2802>は3日続落。同社は23日、連結子会社のインドネシア味の素社を通じて約3077億インドネシアルピア(約25億円)を投じて、カラワン工場内(ジャワ島西部)にメニュー用調味料「Sajiku(サジク)」の生産工場を新設することを発表したが株価は全般の軟調地合いに押されている。今回の新設により既存のモジョケルト工場(ジャワ島東部)との合計で生産能力を約80%増強する。旺盛な需要に対応するとともに、二拠点で生産することにより、インドネシア全土への安定的・効率的な供給体制を確立する。

■住友重機械工業 <6302>  448円  -38 円 (-7.8%)  本日終値
 住友重機械工業<6302>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、中国スマホ向け特需の発生したプラスチック機械の反動減は株価に既に織り込まれたと指摘。プラスチック機械は、非IT向けの伸長で反動減が同証券の想定以下にとどまっていると推測し、中型減速機での受注は堅調と解説。レーティングを「アンダーウエート」から「ニュートラル」に、目標株価を450円から500円に引き上げている。

■鴻池運輸 <9025>  1,030円  -80 円 (-7.2%)  本日終値
 鴻池運輸<9025>が反落。午前10時ごろ、国土交通省の「ミャンマーにおける農産品に係る物流近代化に関する実証事業による調査」を受託したと発表し、下げ幅を縮める動きを見せたが、プラスに転じるまでには至らなかった。国土交通省物流審議官部門が進めている「物流パイロット事業」の2016年度の取り組みの一つとして、同社が提案した調査事業が選定されたもので、6月23日から7月13日まで、同国で実証実験を実施するという。マンゴーをはじめとした農産品の選定から集荷、配送、輸出のプロセスにおける課題に、同社が提案する品質・鮮度保持技術がどの程度効果的かを実証するとしている。

■シーズHD <4924>  2,098円  -148 円 (-6.6%)  本日終値
 シーズ・ホールディングス<4924>が急反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券がリリースしたリポートによると、16年7月期第3四半期累計(15年8月~16年4月)決算では、通信販売において健康食品などでの新規顧客獲得が伸び悩んだが、卸で売上6億円程度の出荷ズレを除くと、利益は概ね計画線で推移していると紹介。16年7期第3四半期より連結したエステ・サロン事業は、のれん償却後の営業利益率が12.8%だったと指摘。17年7月期はエステ・サロン事業が12カ月連結となるほか、白髪染め、健康食品など収益性の低い商品から、高単価の化粧品へのシフトが一巡するものの、購入履歴が長く高単価の優良顧客の増加により、安定的な利益成長が可能だろうと解説。レーティングは「オーバーウエイト」を継続。目標株価は2900円から2750円へ引き下げている。

■セガサミー <6460>  1,147円  -76 円 (-6.2%)  本日終値
 セガサミーホールディングス<6460>が急反落。SMBC日興証券は、6月23日に同社常務取締役兼サミー代表取締役社長COO兼セガホールディングス代表取締役副社長である里見治紀氏とのスモールミーティングを開催したとのリポートをリリース。同氏はパチスロ機の当面の需要動向については、いわゆる「釘問題」によるパチンコ機の入れ替えのためパチンコホールの投資がパチンコ機に向かう可能性があるため慎重な姿勢を崩していないものの、同証券では、パチンコホールにおけるパチスロ機稼働時間の増加など明るい兆しがみられることなどからパチスロ機の需要は底打ち、回復に向かうとみており、今後のパチスロ機の販売動向に注目したいと解説。投資評価「2」(中立)、目標株価1500円を継続している。

■ミズノ <8022>  482円  -25 円 (-4.9%)  本日終値
 ミズノ<8022>が3日ぶりに急反落。SMBC日興証券はリポートで、同社の17年3月期の営業利益を前期比51.5%増の45億円と予想すると紹介。会社計画(55億円)の達成は難しいとみるものの、(1)日本での製品値上げの進展、(2)16年3月期の暖冬による日本の冬物衣料販売不振の反動、(3)アジア・オセアニア地区での販売増加、(4)欧米の赤字縮小、などが営業増益に貢献すると想定。投資評価「2」(中立)を継続。目標株価は535円から555円へ引き上げている。

■エディオン <2730>  828円  -42 円 (-4.8%)  本日終値
 エディオン<2730>が反落。この日の11時、家電量販店で初めて訪日中国人観光客を対象に、中国最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「WeChat」を利用した顧客サポートを7月1日から開始すると発表したが、市場の反応は限定的。同サービスは、中国本土で教育されたスタッフが「WeChat」を通して訪日前の疑問点を事前に解決するほか、購入後のアフターフォローのサポートを現地で行う。これまでは、店舗情報や商品情報、クーポンの配信など企業側からの情報発信だったが、今回のサポートで観光客の購買を推進し、インバウンドおよび越境ECによる消費拡大を狙う。

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