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【材料】住友電工が反落、国内大手証券は業績予想、投資評価、目標株価をそれぞれ引き下げ

住友電 <日足> 「株探」多機能チャートより
 住友電気工業<5802>が3日ぶりに反落。現在はやや下げ幅を縮小している。SMBC日興証券が投資評価と目標株価をそれぞれ引き下げており、売り手掛かり材料視されているようだ。

 同証券のリポートでは、(1)17年3月期業績予想を会社計画並みに引き下げる(営業利益:1700億円→1600億円)こと、(2)為替の円高ドル安進行に伴い今後の業績モメンタムの悪化リスクが出ていること、(3)アルミ製ワイヤーハーネスやレドックスフロー電池などの注目事業で新たなカタリストが出てくるのは2016年後半以降になるとみることの3点を理由に、17年3月期~18年3月期の業績予想を下方修正している。

 目標株価を2100円から1600円へ引き下げ、投資評価を「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)へ格下げしている。
《MK》

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