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【材料】日本精工は年初来安値、国内大手証券は中国・アジアでの産業機械ベアリング需要の好転が待たれると解説

日精工 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本精工<6471>が年初来安値を更新。指数の下げにつられる形で売り込まれ、現在は今日の安値圏で推移している。

 国内大手証券は業績予想を下方修正し、レーティング「ニュートラル」を継続するとのリポートをリリース。卓越した業務執行力への期待は剥げていないものの、今日までの成長ドライバであった同社のコラム式電動パワステ(C‐EPS)は、価格競争が激化している上、次の3カ年は同社が開発途上にある下流系電動パワステ(RP‐EPS、DP‐EPS)へ一部が切替わる見通しと説明。自動車事業での利益ピーク更新が見込み難い中、先行する中国・アジアでの産業機械ベアリングの需要の好転が待たれると解説。目標株価は1100円から900円へ引き下げている。
《MK》

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