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【材料】森下仁丹が一時ストップ高、子宮頸部前がん病変治療ワクチンのライセンス契約

 16日午前、森下仁丹 <4524> [東証2]がアンジェス MG <4563> [東証M]が保有する子宮頸部前がん病変治療ワクチンのライセンス取得について、アンジェスと基本合意したと発表したことが買い材料視された。

 契約締結により、アンジェスが保有する日本、米国、中国、英国における「経口投与型子宮頸部前がん病変治療ワクチン」の独占的開発・製造・販売権の許諾を受け、同ワクチンの研究開発を行う。同ワクチンは子宮頸部の前がん病変を退縮・消失させ、経口投与で子宮頸がんへの移行を回避できる世界初の治療ワクチンとして期待されている。

 発表を受けて、新規事業分野への進出による将来的な業績への寄与に期待する買いが殺到した。株価は一時100円ストップ高の615円まで上昇し年初来高値を更新した。なお、アンジェス株も大幅高で推移している。

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