【材料】スルガ銀が大幅続落、国内大手証券は業績が相対的に堅調との評価不変も、株価上昇で投資評価引き下げ
スルガ銀 <日足> 「株探」多機能チャートより
SMBC日興証券は、同行の株価が4月以降、TOPIXを大幅にアウトパフォームしている要因は同行ではなく、セブン銀行<8410>にあると指摘。マイナス金利政策導入以降、相対的に悪影響を受けにくいとの思惑から、銀行セクター内での逃避先としての需要を集めたのは、同行とセブン銀行であったものの、4月以降、セブン銀行の株価は業績モメンタムの鈍化から下落、結果として同行は逃避先としての需要を一身に集めたとみられると解説。
同証券は、同行業績が相対的に堅調であるとの評価は変わらないとしているものの、株価上昇に伴い、投資評価を「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)に格下げ。ただ、目標株価は2100円から2300円へ引き上げている。
《MK》
株探ニュース