【材料】欧州証券がＩｏＴをキーワードに三菱電機をトップピック銘柄に変更、同社の強さが明らかに

　相場に逆行するかのように上昇を続けていた三菱電機<6503>の株価が息切れ、２５日移動平均線まで調整局面となってきている。円高による日本企業の業績見通しが下方修正につながるなか、同社株に新たに注目する流れが出た。

　欧州証券の中でも有力とされるドイツ証券は、決算発表後のトップピック銘柄は三菱電機に変更とアナリストリポートをリリース。同証券は決算説明会でＩｏＴをキーワードとして発表資料に盛り込む企業が急増しており、アナリストは三菱電機の多角化事業の強みが明らかになってきつつあると評価。

　同社へのレーティングは「バイ」を継続、目標株価を１４５０円から１５５０円に引き上げていることが確認されている。
《ＭＫ》

株探ニュース