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【材料】三井住友FGはPBR0.54倍で割安感鮮明、株価の下値リスクは限定的

三井住友FG <日足> 「株探」多機能チャートより
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>が3日続伸、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、みずほフィナンシャルグループ<8411>など銀行株への買いが数日間続き物色されている。証券会社から目標株価を引き下げる動きがあるが、低PBR銘柄で割安感があるために下値リスクは低いとの見方。

 マーケット関係者からは、大和証券が三井住友フィナンシャルグループの目標株価を引き下げたことが確認された。同証券がリリースしたアナリストリポートでは、2015年度の連結当期純利益は6467億円で、会社側が目標としていた7600億円を下振れた。

 アナリストはリポートで「目標株価4000円から3800円に見直すが、PBR0.54倍で割安感が鮮明、下値リスクは限定的と解説。短期的にはボックス圏での値動きが予想される」と説明している。
《MK》

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