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【材料】綿半ホールディングス---スーパーセンターなどそれぞれの事業分野で高い専門性を発揮

綿半HD <日足> 「株探」多機能チャートより

綿半ホールディングス<3199>は、同社を中核に長野県下でホームセンター、スーパーセンターをチェーン展開する「綿半ホームエイド」、都市機能に寄与する立体駐車場事業、独自開発のリニューアル事業をメーカーである「綿半ソリューションズ」、医薬品卸の「ミツバ貿易」、食品スーパーを展開する「キシショッピングセンター」の事業会社がそれぞれの事業分野で高い専門性を発揮している。

足元の業績では、2016年3月期の売上高が前期比6.2%増の887.92億円、営業利益が同54.0%増の15.69億円、経常利益が同50.6%増の17.16億円、当期純利益が同5.2%減の12.63億円だった。スーパーセンター事業では、新規オープンによる売上増のほか、食品のロス率改善等の原価低減策による利益率改善がみられた。建設事業では、前期より繰り越されている大型工事物件の施工が順調に進捗。貿易事業では、医薬品部門、化成品部門それぞれの主力商品の拡販が順調に進捗している。

なお、2019年3月期を最終年度とする中期経営計画では、(1)IT化のさらなる推進により事業価値の向上、(2)時代に沿った人財の確保と育成、(3)事業戦略推進のために財務体質を強化、(4)グループ経営管理体制の整備・強化の継続、を挙げている。経営目標値は、19年3月期の売上高1000億円(16年3月期887.912億円)、経常利益22億円(同17.61億円)としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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