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【材料】海運株が値上がり上位、円安進行とバルチック指数8日ぶり反発を好感

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>などをはじめ海運株がおしなべて買い優勢の展開、業種別騰落率でも値上がり上位に食い込んでいる。

 鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は5月17日に30ポイント高と急伸をみせた後は下落歩調が続いていたが、前週末27日に600台割れ目前で踏みとどまり、8日ぶりに反発に転じた。また、足もと為替が円安に振れており、ドル建て決済の海運セクターにとっては今の流れは利益押し上げ期待をもたらす。株価面でも総じて出遅れ感がありリターンリバーサル狙いの買いが優勢だ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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