【材料】中村超硬が売り物枯らし急反発、高付加価値品への期待で切り返しへ
中村超硬 <日足> 「株探」多機能チャートより
太陽電池やLED向けにウエハー切断用のダイヤモンドワイヤを手掛けるが、5月に入り受注が大きく減少していることが嫌気されている。ただ、「これは既存顧客との価格交渉のもつれが原因であり、一方で、高付加価値商品への販売注力が奏功しているほか、新規顧客の取り込みが進捗していることも評価材料」(国内中堅証券)とみなす向きもある。17年3月期営業利益は19%増の17億円見通しと2ケタ増益を確保する見通しにあり、PER15倍にも割高感はない。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)