市場ニュース

戻る
 

【材料】日駐は反発、第3四半期はスキー事業苦戦で23.4%営業減益も株価への影響は限定的

日本駐車場 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本駐車場開発<2353>は反発。同社は27日の取引終了後、16年7月期第3四半期累計(15年8月~16年4月)の連結決算を発表。売上高は140億6600万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は19億5800万円(同23.4%減)、純利益は13億1600万円(同58.9%減)だった。子会社の日本スキー場開発<6040>が運営するスキー事業が、歴史的な暖冬の影響で来場者が減少しているが、主力の駐車場事業は好調に推移していることから株価への影響は限定的。

 通期業績は売上高177億円(前期比4.1%増)、営業利益20億円(同22.3%減)、純利益12億4000万円(同64.9%減)と従来見通しを据え置いた。

 加えて同時に発表した日本スキー場開発の16年7月期第3四半期累計(15年8月~16年4月)の連結決算は売上高51億2700万円(前年同期比5.8%減)、営業利益6億2200万円(同51.3%減)、純利益2億8200万円(同66.1%減)となり、通期業績は売上高54億4400万円(前期比7.4%減)、営業利益1億円(同88.9%減)、最終損益1億6400万円の赤字(前期7億600万円の黒字)と従来予想を据え置いた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均