【市況】【市場反応】米5月ミシガン大消費者信頼感指数予想下振れも6月来の高水準、ドル下げ止まる
ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより
外為市場では、米国の消費者信頼感指数が予想を下回ったものの、改善を好感しドルが下げ止まった。ドル・円は109円70銭へ小緩んだのち、109円87銭へ上昇。ユーロ・ドルは1.1160ドルへ強含んだのち1.1135ドルへ下落した。
米国の5月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値は94.7と6月来の高水準となった。しかし、速報値95.8から下方修正され、市場予想の95.4も下回った。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指標として注目しているミシガン大学1年期待インフレ率確定値も2.4%と速報値2.5%から下方修正され、2010年9月以降5年半ぶりの低水準となり早期の利上げに懐疑的見方が広がった。5?10年期待インフレ率は2.5%と、速報値の2.6%から下方修正された。
【経済指標】
・米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値:94.7(予想:95.4、速報値:95.8)
・米・5月ミシガン大学1年期待インフレ率確定値:2.4%(速報値:2.5%)
《KK》
提供:フィスコ