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【材料】ウェルスの16年3月期、不動産金融事業が大幅増収増益

ウェルス <日足> 「株探」多機能チャートより
 ウェルス・マネジメント<3772>は27日引け後、16年3月期の連結決算を発表した。売上高は前の期比28.2%増の15億3100万円、営業損益は3億4400万円の黒字(前の期は5100万円の赤字)となった。

 不動産金融事業を主力事業とするリシェス・マネジメントは、外部投資家との共同事業案件である大阪市内のホテルからの賃料収入が好調に推移したことに加え、受託資産の媒介業務にも積極的に取り組んだ結果、大幅な増収創益となった。

 同社ではまた、前期の決算短信の開示が決算期末後50日を超えた理由について、連結子会社のホテルWマネジメント大阪ミナミにおいて、アコーホテルズグループへの業務委託のもと、16年1月よりホテル運営事業を開始しているものの、ホテル管理システム移行に伴う宿泊管理データの精査に加え、国内・海外取引先に対する売掛金の確認作業に多くの時間を要したためとしている。17年3月期の業績予想は現在精査中としている。
《MK》

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