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【通貨】外為サマリー:1ドル109円70銭台前後へ下落、イエレン氏の講演に関心集まる

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=109円76銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=122円82銭前後と同7銭のユーロ安・円高と横ばい圏で推移している。

 ドル円は午前10時過ぎに110円00銭まで上昇した後は、昼過ぎにかけ109円90銭前後での一進一退が続いた。ただ、午後2時以降は再度売りが優勢となり109円70銭台に値を下げた。主要7カ国(G7)首脳会議が開催されたが、「為替相場を巡る各国間の認識の差は解消されていない」(市場関係者)との見方があり、ドル円の上値は重い状態が続いている。

 今晩はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されているほか、米1~3月期GDP改定値が発表される。また、週明け30日は米国がメモリアルデーで休場となる。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1189ドル前後と前日に比べ 0.0020ドル前後のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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