【通貨】外為サマリー:1ドル109円70銭台前後へ下落、イエレン氏の講演に関心集まる
ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
ドル円は午前10時過ぎに110円00銭まで上昇した後は、昼過ぎにかけ109円90銭前後での一進一退が続いた。ただ、午後2時以降は再度売りが優勢となり109円70銭台に値を下げた。主要7カ国(G7)首脳会議が開催されたが、「為替相場を巡る各国間の認識の差は解消されていない」(市場関係者)との見方があり、ドル円の上値は重い状態が続いている。
今晩はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されているほか、米1~3月期GDP改定値が発表される。また、週明け30日は米国がメモリアルデーで休場となる。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1189ドル前後と前日に比べ 0.0020ドル前後のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)