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【市況】個別銘柄戦略:消費増税先送り織り込み小売りの動向には関心も


欧米株式市場はまちまち、引き続き様子見ムードの崩せない相場展開となるが、週末要因からの手じまい売りがやや優勢になっていく可能性が高いと見られる。消費増税の先送りを織り込むことで小売りセクターの一角などには関心が向かおうが、足元では織り込みも進んでおり、インパクトはやや限定的とも捉えられそうだ。新興市場の動向に不透明感が強まっていることで影響は受けそうだが、サミット会場でデモが実施されたことで自動運転車関連などに関心が向かう余地。物色材料が乏しく、投資判断の変更銘柄などに関心が向かう公算。東芝、コスモエネ、カルソカンセイ、参天製薬、JR西日本などには格上げの動きが観測。

《KS》

 提供:フィスコ

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