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【材料】板硝子、国内大手証券は北米の自動車ガラス事業での補修用ガラスの回復と生産効率改善の進展に注目

板硝子 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本板硝子<5202>が安い。5日移動平均線近辺で推移している。

 大和証券はリポートで、17年3月期会社計画の営業利益は前期比60.1%増の310億円で、基幹事業での収益性回復、不採算事業整理の効果発現、無形固定資産の償却費減少などの寄与を見込んでいると紹介。同証券の予想営業利益は、17年3月期が会社計画と同水準、18年3月期は350億円(同325億円)で、従来予想との比較では、16年3月期着地の上振れ、ビジビリティ改善を勘案し、建築用ガラスを中心に増額修正している。今後は、相対的に収益性が低位にとどまっていると推察される北米の自動車ガラス事業での補修用ガラスの回復と生産効率改善の進展に注目したいと解説。

 投資判断は「2」(アウトパフォーム)を継続。目標株価は120円から110円へ引き下げている。
《MK》

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