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【材料】国内大手証券、海運株の下値は限定的、本格的市況回復局面になれば日本郵船が評価されやすいと解説

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
 国内大手証券の海運セクターのリポートでは、各社とも17年3月期、18年3月期のROEが1~3%の範囲にとどまる見込みも、PBRはすでに歴史的に低い水準に低下、構造改革の効果で赤字のリスクが低減していることから、株価の下値は限られると指摘。コンテナ船やドライバルク船の市況改善は見えていないため、積極的な投資スタンスに転じるにはまだ時期が早いとして、コンテナ船では需要の下げ止まりが見えてきたアジア欧州航路での6~7月のピークシーズンサーチャージの達成率、ドライバルク船では鉄鉱石など資源輸送の回復に注目と解説。

 本格的に市況が回復する局面になれば、海運大手のなかで最もPBRの低い日本郵船<9101>が相対的に評価されやすいとの見解を示している。
《MK》

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