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【材料】UBICがウェブサイトの書き込みを監視する人工知能技術について特許を取得

UBIC <日足> 「株探」多機能チャートより
 UBIC<2158>がこの日の取引終了後、ウェブサイトの書き込みを監視する人工知能技術について、日本特許庁から特許査定を受領し、特許登録のための手続きが完了したと発表した。

 近年、ウェブサイトでの利用者のアクティビティ(企業ブログのコメント欄への書き込みや商品のレビュー、SNSでの投稿など)を監視する重要性が増しており、同社でも独自の人工知能KIBIT(キビット)搭載のソーシャルメディア分析システム「Lit i View SNS MONITORING」を開発し、犯罪への発展につながりそうな書き込みを検知する実証実験を実施。また、他社との協業により、KIBITを用いた次世代ネット書き込み監視サービスを開始する予定となっている。

 今回取得した特許は、これらの新サービスを広く支える技術についての特許で、具体的には、少数の教師データに基づいて、KIBITが監視すべき情報の特徴を正確に学習し、その特徴に合ったニュアンスを含む文章を抽出する技術。これにより、潜在的なリスクを発見する次世代のネット書き込み監視を実現することができるとしている。なお、同件における17年3月期業績に与える影響は軽微としている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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