【材料】ラクオリア創薬が後場カイ気配、アシッドポンプ拮抗薬の日本における特許査定を取得
ラクオリア <日足> 「株探」多機能チャートより
今回の特許査定により、同社が創出したテゴプラザンだけではなく、全てのアシッドポンプ拮抗薬に対して、食間伝播性収縮運動(IMC)のフェーズ3収縮の発生によって改善される、胃食道逆流疾患、機能性消化不良、腹部膨満感、不快感および便秘などの消化管運動異常が関与する疾患、または症状を改善する消化管機能調整剤、または消化管運動賦活化剤に関する権利が認められたことになるという。
アシッドポンプ拮抗薬は、カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)とも呼ばれる新しい作用機序の胃酸分泌関連疾患治療剤。同社では、2010年9月に韓国のCJ第一製糖(現CJヘルスケア、ソウル市)と東アジア地域を対象にライセンス契約を締結し、14年11月には新たに東南アジアを対象としたライセンス契約を締結している。なお、今回の特許査定による16年12月期業績への影響はないという。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)