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【材料】AMBITION---第3四半期累計決算は2桁営業増益で着地、2016年6月期通期では大幅な増収増益を見込む

アンビション <日足> 「株探」多機能チャートより

AMBITION<3300>は5月13日に2016年6月期第3四半期累計(2015年7月~2016年3月期)決算を発表。売上高が前年同期比40.6%増の70.96億円、営業利益が同16.7%増の1.62億円、経常利益が同22.2%増の1.62億円、四半期純利益が同1.1%減の0.81億円で着地した。

住居用不動産の賃貸借(サブリース)を軸とする主力のプロパティマネジメント事業が順調に拡大した。2016年3月末のサブリース管理戸数が6472戸と2015年3月末の4654戸から増加。入居率も94.0%と高水準を維持し、同事業は売上高が前の期比38.2%増の53.50億円、営業利益が同49.1%増と3.32億円と好調だった。賃貸仲介事業は、サブリースの入居率向上に貢献したものの、東京エリアの競争激化などで利益率が低下。中古マンションの価値を高めて再販するインベスト事業は39件の物件売却で収益が大きく伸びた。

2016年6月期通期は売上高が前期比43.2%増の99.59億円、営業利益が同34.5%増の2.49億円、経常利益が同39.5%増の2.45億円、当期純利益が同24.8%増の1.38億円と大幅な増収増益を計画している。引き続きサブリース管理戸数の増加が収益を牽引する見込み。なお、今年4月25日に同社の管理物件「セジョリ池上」(東京都大田区)が大田区(東京都)から特区民泊事業認定を取得。今後はインバウンドの取り込みも図る考えだ。

《TN》

 提供:フィスコ

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