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【材料】楽天、国内大手証券は新客と休眠客の掘り起こしが進んでいる点をポジティブ視

楽天 <日足> 「株探」多機能チャートより
 楽天<4755>が4日ぶりに反落。ただ、現在は下げ幅を縮小している。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券はリポートで、同社の16年12月期第1四半期(1-3月)決算はポイントアッププログラムや質改善のための各種施策が奏功し、国内EC流通総額は前年同期比2ケタ増を確保、新客と休眠客の掘り起こしが進んでいる点はポジティブであると紹介。ただ、競合激化と顧客掘り起こしのためにポイント費用を中心とした営業費用が増加し第1四半期の連結営業利益は同21.0%減となったと指摘。足元の厳しい競合状況は少なくとも第2四半期までは続く可能性が高いと解説。

 16年12月期の業績予想を下方修正し、目標株価を1200円から1160円へ引き下げ。レーティングは「ニュートラル」を継続している。
《MK》

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