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【材料】中外薬が物色人気、阪大との新薬開発で包括連携を材料視

 中外製薬<4519>は寄り付き早々140円高の3860円まで上値を伸ばすなど物色人気を集めている。

 同社はスイスの大手製薬会社ロッシュ傘下で抗がん剤を主力に展開、抗インフルエンザ薬タミフルでも有名。19日付の日本経済新聞が「中外製薬と大阪大学は新薬の研究開発などで包括連携する。中外が阪大の免疫学の研究所に対して10年間で100億円を支援する見通し。共同研究を進めるとともに、阪大が持つ特許を中外が活用することなどを検討する。アレルギーなどの免疫の病気や、がんなどの新薬開発につなげる」と報じた。創薬ニーズの高まる製薬業界において、大学研究機関との連携による新薬開発への期待感が株価を刺激する格好となった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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