2016年05月16日14時26分 【材料】欧州大手証券、民生用エレクでは配当利回りに着目、注目銘柄はセイコーHD、パナソニック、シチズンHD セイコーHD <日足> 「株探」多機能チャートより ドイツ証券の民生用エレクトロニクス業界のリポートでは、16年3月期第4四半期は会社計画を若干下回る着地、17年3月期見通しは為替影響を主因に減益ガイダンスの会社が多く、各社業績に対して強気になりがたい状況と指摘。ここからの投資論点は、ファンダメンタルズに変化が生じたかどうかの見極めや追加株主還元の姿勢とみて、株主還元に関しては17年3月期が中期経営計画初年度の企業が多いため、積極的に自社株買いを行う企業は少なく、配当利回りに注目したいと解説。 個別銘柄では、減益ガイダンスの中で増配を表明したセイコーホールディングス<8050>や配当利回りの高いパナソニック<6752>、シチズンホールディングス<7762>をピックアップしている。 《MK》 株探ニュース