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【材料】セブン銀行は4期連続で過去最高を更新、アナリストは増配と業績上方修正期待と

セブン銀 <日足> 「株探」多機能チャートより
 セブン銀行<8410>が4日連続安、銀行株セクターは三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が小反発も、みずほフィナンシャルグループ<8411>や、ゆうちょ銀行<7182>などマイナス金利の影響で株価が冴えない。

 店舗を持たない一風変わった経営体質のセブン銀行は、2016年3月期決算で4期連続の過去最高益を更新した。純利益は247億円(前の期比6.4%増益)、ATM台数が同6.7%増の2万2472台となった。新世代ATMへの入れ替えで減価償却費が24億円増加。

 ドイツ証券のアナリストはリポートで、「セブン銀行は毎年、中間期に業績上方修正する傾向にあるが、今年も同様の公算が高い」と指摘。同行は配当を据え置いているものの、「第3四半期での0.5円の増配が期待できよう」とポジティブな要因を2つも記したことが注目された。
《MK》

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