【材料】出光興産、国内大手証券は目先の好材料を概ね織り込み、積極スタンスは取り難いとの見解

　出光興産<5019>が小反発。現在は前日終値２１６４円と比べ小高い水準で推移している。

　大和証券はリポートで、１７年３月期の会社利益計画は在庫評価除いてもコンセンサスを上回る水準と指摘。ただ、過去１カ月間に同社の株価は上昇基調で推移しており、目先の好材料を概ね織り込んだと解説。１７年３月期の石油精製マージンが下振れリスクに弱いと考える点からも、積極スタンスは取り難いだろうとの見解を示している。

　投資判断は「２」（アウトパフォーム）から「３」（中立）へ格下げし、目標株価は２０７０円から２２５０円へ引き上げている。
《ＭＫ》

株探ニュース