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【市況】欧州大手証券、各社推定するインバウンド消費売上高の精度が以前よりも落ちてきている可能性がある

 クレディ・スイス証券の一般消費財セクターのリポートでは、現時点で発表された日用品・化粧品メーカーの決算内容を見る限り、インバウンド売上高は前期比で伸び悩んでいる企業が散見され、それを危惧する機関投資家の声も聞かれると指摘。国内事業の売り上げ・利益成長が堅調な企業も少なくないことや、百貨店の免税店売り上げデータ、訪日来客数などは堅調なことから、商品アイテムや販売チャネルが多様化、各社の推定するインバウンド消費売上高の精度が以前よりも落ちてきている可能性があると推測。

 同セクターに対する当社の楽観的な見方は不変として、セクター判断「マーケットウエイト」を継続している。
《MK》

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