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【材料】カプコンが反落、17年3月期は2ケタ増収増益予想、ダウンロード版拡大や中国市場でブランド浸透を図る

カプコン <日足> 「株探」多機能チャートより
 カプコン<9697>が反落。売りが優勢のまま、マイナス圏で前場の取引を終えている。

 同社は昨日引け後、17年3月期の連結業績予想を発表。売上高は前期比10.4%増の850億円、営業利益は同13.1%増の136億円の見通しとなった。

 経営資源を基幹部門である家庭用ゲームソフトの開発に集中するほか、低迷状態が続いているモバイルコンテンツのテコ入れを図るため、日米開発体制の一本化による立て直しや中期的な開発マップに基づく商品ラインアップを拡充する方針。

 また、収益源の多角化や在庫負担、物流コストの縮減を図るため、利幅が大きいダウンロード版の拡大を推進。このほか、同社との提携によるテンセント社配信の「モンスターハンターオンライン」が健闘したことを足掛かりに、成長余力がある中国市場で同社ブランドの浸透を図る方針としている。
《MK》

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