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【材料】タカラレーベが続急伸、今期経常は2.1倍増で3期ぶり最高益、2円増配へ

 9日、タカラレーベン <8897> が決算を発表。16年3月期の連結経常利益は前の期比21.5%減の67億円に落ち込んだものの、続く17年3月期は前期比2.1倍の139億円に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。

 今期は主力のマンション販売が回復するほか、戸建て住宅の販売も伸び、37.7%の大幅増収を見込む。業績拡大に伴い、今期の年間配当は前期比2円増の15円に増配する方針としたことも支援材料。

 同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の1.81%にあたる200万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。株主還元の拡充を好感する買いも向かった。株価は年初来高値を更新した。

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