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【材料】ベネッセHD---急落で下落率トップ、4月会員数の減少を嫌気

ベネッセHD <日足> 「株探」多機能チャートより

ベネッセHD<9783>は急落で下落率トップ。先週末に業績予想の下方修正を発表、営業利益は135億円から109億円に、最終損益は38億円の黒字から82億円の赤字に減額修正している。進研ゼミの販売費増加が営業利益の押し下げ要因につながったほか、繰延税金資産取り崩しの影響で特別損失が膨らむ格好になった。とりわけ、繰延税金資産取り崩しの要因となったのは国内進研ゼミの4月会員数が大幅減になったことだが、これは今期業績を占う最大指標でもあり、今期の本業ベースへの影響が警戒される形にも。
《WA》

 提供:フィスコ

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