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【材料】CTC、国内大手は17年3月期に金融機関や流通業の投資拡大、18年3月期は移動体通信も増勢に転じると想定

伊藤忠テクノ <日足> 「株探」多機能チャートより
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739>が小動き。現在は前週末終値2520円近辺で推移している。

 大和証券では、16年3月期は予想通りの着地とリポートで紹介。同証券の予想は税率低下を受け、純利益のみ若干の上方修正としたうえで、17年3月期は携帯キャリアの設備投資の継続的減少に加え、得意先コンビニの同業他社統合案件も業績変動リスクとみると指摘。ただ、金融機関の「変化へのIT投資」の継続的な拡大や、得意先の流通業の「デジタルマーケティング」関連IT投資は拡大が見込まれ、低迷する移動体通信も18年3月期以降には5G投資の本格化から増勢に転じるだろうと想定。

 投資判断は「3」(中立)を継続。目標株価は2240円から2310円へ引き上げている。
《MK》

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