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【材料】大東建託、国内大手証券では配当利回りが高水準にあることが注目されるとの見解

大東建 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大東建託<1878>が反落。株価は寄り天となり、現在はマイナス転換して今日の安値圏で推移している。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、同社の16年3月期決算を受けて17年3月期以降の業績予想を修正するとのリポートをリリース。前回予想との変更点は売上高予想を減額したこと、完工総利益率予想を引き上げたこと、販管費予想を増額したこと、実効税率を引き下げたことであると紹介。完工総利益率予想を引き上げたのは、外注労務コストが前回想定に比べると低位安定で推移すると考えたと解説。目標株価を1万5600円から1万6000円へ引き上げ、レーティングは「ニュートラル」を継続している。

 同証券では、同社が株主還元率80%を維持していることはポジティブな印象で、現株価に対する利回りは5.2%(17年3月期同証券予想ベース)と、上場会社のなかでも高い水準にあることが注目されるとの見解を示している。
《MK》

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