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【材料】山崎パン、国内大手証券は16年12月期第1四半期決算をポジティブ視

山パン <日足> 「株探」多機能チャートより
 山崎製パン<2212>が反落。現在は今日の安値圏で推移している。

 大和証券では、同社の16年12月期第1四半期の営業利益が91億円(前年同期比58%増)と大幅増益のポジティブな内容であったとリポートで紹介。高価格帯製品の販売が好調に推移したことで単体(デイリーヤマザキを除く)の営業利益率が前年同期の2.9%から4.0%へ大きく改善したと指摘。原材料コストの下落の影響は品質向上によるコストアップで相殺され利益率の大幅な改善は無いと考えていただけに今第1四半期決算はサプライズのある内容であったと解説。

 ただ、16年12月期下期以降は値上げ効果が一巡することやナビスコブランドの契約終了の影響などで業績モメンタムは鈍化すると予想。投資判断は「3」(中立)を継続し、目標株価は2300円から2600円へ引き上げている。
《MK》

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