市場ニュース

戻る
 

【材料】伊藤忠エネクス---16.3期営業利益・税前利益・当期純利益は過去最高、電力・ユーティリティ事業が堅調

エネクス <日足> 「株探」多機能チャートより

伊藤忠エネクス<8133>は4月28日、2016年3月期決算を発表。売上高が前期比22.0%減の1兆716.29億円、営業利益が同25.1%増の163.84億円、税引前利益が同23.4%増の150.04億円、当社株主に帰属する当期純利益が同35.7%増の74.69億円。営業利益・税前利益・当期純利益は過去最高だった。

主力のカーライフ事業の売上収益は前期比17.7%減の4931.60億円、営業利益が同7.0%減の41.94億円だった。灯油等の販売キャンペーンが寄与し、販売数量は前期を上回った。一方、不採算CSや施設老朽化CSの運営撤退、市況悪化による利幅の減少などが響いた。電力・ユーティリティ事業の売上収益は同22.2%増の424.63億円、営業利益は同47.5%増の44.39億円だった。電熱供給事業において新規獲得等を推進し、販売量が増加。電力卸売市場等からの調達コストの低減が利益面に寄与した。

2017年3月期通期については、売上高が前期比1.1%減の1兆600億円、営業利益が同6.8%増の175億円、税引前利益が同13.3%増の170億円、当社株主に帰属する当期純利益が同33.9%増の100億円を見込んでいる。

《TN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均