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【市況】4月の直近安値が支持線として意識される/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 29日のNY市場は下落。欧州株が全面安となった流れを受けて売りが先行。3月個人支出や4月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下振れたほか、軟調な主要企業決算を受けて米国景気への警戒感が強まり、終日軟調推移となった。ダウ平均は57.12ドル安の17773.64、ナスダックは29.93ポイント安の4775.36。シカゴ日経225先物清算値は大阪比640円安の15860円。
 シカゴ先物にさや寄せする格好からのギャップ・ダウンにより、あっさり25日線を割り込んでくることになろう。4月の直近安値が支持線として意識されるほか、ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジになりそうだ。一目均衡表では一気に雲を下放れてくることになり、一気にトレンドが悪化することになる。ただし、4月13日に空けたマド15963-16130円を埋めてくるため、売り一巡後は底堅さが意識されてくることになろう。15600-16200円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 16200円-下限 15600円

《TM》

 提供:フィスコ

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