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【材料】フォスター電は朝安スタートもプラスに転じる、16年3月期業績は計画上振れ

フォスター <日足> 「株探」多機能チャートより
 フォスター電機<6794>は朝安スタートした後切り返し、プラスに転じている。21日の取引終了後、集計中の16年3月期連結業績について、売上高が従来予想の1900億円から1909億円(前の期比0.9%増)へ、営業利益が100億円から103億円(同5.7%増)へ、純利益が50億円から68億円(同40.0%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好材料視した買いが株価を押し上げたようだ。

 同時にヘッドホン・ヘッドセットの部品を生産していた中国・崇左工場を閉鎖して中国・南寧工場に集約するほか、ヘッドホン・ヘッドセットの最終製品を生産していたベトナム・メコン工場を閉鎖し、ベトナム・ダナン工場に集約すると発表したが、これら生産拠点での合理化策に伴う廃棄損などの発生が、想定を下回ったことが上方修正の要因としている。なお、売上高、営業利益はほぼ計画通りで着地した。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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